AUBOの協働ロボットの特徴と価格を徹底解説【最新情報】
協働ロボットの活用が広がる中、AUBO(オーボ)は使いやすさと現場適用のしやすさを重視した協働ロボットメーカーとして注目されています。直感的な操作性を意識した開発思想や、用途に合わせて選べる可搬重量・リーチのラインアップによって、導入ハードルを下げつつ柔軟な自動化を実現。組立、搬送、ねじ締め、検査など多様な工程での活用が進み、生産性向上に貢献しています。
本記事では、AUBOがどのような思想でロボット開発を行っているのか、代表的なモデルや導入メリット、価格帯の目安まで、幅広く紹介していきます。
AUBOとは
AUBOは、中国発の協働ロボットメーカーとして、世界中の製造現場で導入が進んでいるブランドです。「誰でも簡単に使えるロボット」をコンセプトに、直感的な操作性と高い安全性を重視した製品開発を行っています。プログラミングの専門知識がなくても扱いやすく、初めて協働ロボットを導入する現場でもスムーズな立ち上げが可能です。
可搬重量やリーチの異なる複数のモデルをラインアップし、組立、搬送、ねじ締め、検査、パレタイジングなど幅広い工程に対応。コンパクトな設計により省スペース環境にも適しており、人とロボットが同じ空間で安全に協働できる点も特長です。AUBOは、生産性向上と作業負荷軽減を両立する協働ロボットメーカーとして、さまざまな業界の自動化を支えています。
AUBOの協働ロボットの特徴
現場主導で使える直感的な操作性と開発思想
AUBOは「現場の作業者が自分で使いこなせること」を重視しており、複雑なコード入力を前提としない操作体系を採用しています。
一般的な協働ロボットでは、立ち上げ時にSIerや専門技術者への依存が高くなりがちですが、AUBOはティーチングや動作変更を現場レベルで完結しやすい点が特長です。
これにより、工程変更や段取り替えが多い現場でも柔軟な運用が可能になります。

国際安全規格に準拠した高い安全性とコストバランス
力・トルクおよび速度の制限や外力検知(衝突検知)など、協働ロボットに求められる安全機能を標準で備え、国際的な安全規格にも対応しています。
他社のハイエンド協働ロボットと比較すると、必要十分な安全機能に絞ることで、過剰な装備によるコスト増を抑えている点も特徴です。
安全柵を最小限にした人協働環境を構築しやすく、省スペース化にもつながります。

幅広いラインアップと価格競争力による導入しやすさ
可搬重量・リーチの異なる複数モデルを展開し、組立、搬送、ねじ締め、検査、パレタイジングなど多様な工程に対応可能です。
他メーカーなどと比較して、導入コストを抑えやすい価格帯である点も評価されており、「まずは協働ロボットを試したい」という企業にとって選択肢に入りやすいメーカーです。
AUBOは、実用性とコストのバランスを重視した協働ロボットとして、現場主導の自動化を支えています。

AUBOの協働ロボットの価格帯
AUBOの協働ロボットは、おおむね200万円台後半〜400万円前後の価格帯が中心となっており、同クラスの協働ロボットの中でも比較的導入しやすいコストレンジに位置づけられます。可搬重量5〜10kgクラスを軸にラインアップが選びやすく、「まずは1台導入して効果を検証したい」「初期投資を抑えて段階的に自動化を進めたい」といった現場にフィットしやすい点が特徴です。小型〜中型モデルでは300万円前後から検討できるケースもあり、用途に応じて無理のない予算設計がしやすいメーカーと言えます。
一方で、ユニバーサルロボット(UR)や一部の国産メーカーは、同等クラスでも500万円台〜になることが多く、価格帯としては上位に位置しやすい傾向があります。これに対してAUBOは、必要十分な性能と導入のしやすさを重視したポジションで、コストと機能のバランスを取りながら協働ロボットを導入したい現場にとって比較検討しやすい選択肢になります。
また、協働ロボット導入では本体価格だけでなく、ハンド(エンドエフェクタ)や周辺機器、安全対策、設置・調整、SI作業費などの費用が総額に影響します。その点でもAUBOは、初期費用をコントロールしながら導入計画を立てやすく、搬送・組立・ねじ締め・検査・パレタイジングなど多様な工程での自動化を現実的な予算感で検討できる点が評価されています。

協働ロボット導入時の注意点
AUBOの協働ロボットは、カタログ上の本体価格だけで導入費用を判断できません。実際には、ハンド(エンドエフェクタ)や治具、安全対策、電源・通信まわり、設置調整、立ち上げの動作検証などが積み上がり、構成次第で総額は大きく変わります。可搬重量・リーチの選定はもちろん、ワーク精度の要求やサイクルタイム、設置スペース、リスクアセスメントに基づく安全設定によっても必要な装備が変わるため、現場条件を整理したうえで見積もりを取るのが近道です。
AUBOは、用途に合わせて周辺機器を組み合わせやすく、工程に応じた現実的な構成を作りやすい点が魅力です。たとえば、最初は搬送や簡易なハンドリングなどシンプルな用途から始め、運用が安定した段階でビジョンや追加センサーを入れて適用範囲を広げる、といった段階導入がしやすい考え方です。現場の課題に合わせて必要な機能を足していけるので、「最初からフル装備にして投資が重くなる」リスクを抑えやすくなります。
さらに重要なのは、機械を入れて終わりにしないことです。協働ロボットの効果は、工程の作り方で大きく変わります。ワークの持ち方・向きの統一、治具の工夫、作業手順の標準化、オペレーターが変更対応できる体制づくりまで含めて初めて運用が定着します。AUBOを検討する際も、本体スペックや価格だけでなく、現場での扱いやすさ、工程変更への追従性、他工程への横展開のしやすさといった運用面まで含め、トータルの費用対効果で評価することが大切です。
メーカー別の比較表がダウンロードできます
主要協働ロボットメーカー9社が取り扱う協働ロボットの特徴やスペックが一目で比較できる資料です。
主要メーカー:ユニバーサルロボット、テックマン、ファナック、安川電機、デンソーウェーブ、JAKA、AUBO、DOBOT、ABB
AUBOの協働ロボットのラインアップ
AUBOの協働ロボットは、用途・可搬重量・リーチに応じた幅広いラインナップを揃えており、初めての導入から本格的な自動化まで対応できる構成が特長です。
AUBO-i3
可搬3kgのエントリーモデル。軽量ワークの組立・ピッキング・検査工程に適し、省スペースな設置が可能です。高い操作性で初めての協働ロボット導入にも向いています。
AUBO-i5
可搬5kgの標準モデルとして、汎用性が高いタイプ。搬送・組立・ねじ締め・簡易パレタイジングなど多くの工程に活用でき、特に多品種少量で工程変更がある現場で導入しやすいバランスです。
AUBO-i10
可搬10kgの中型モデル。やや重めの部品搬送や、治具込みでのハンドリングが求められる工程にも対応できます。箱詰めやパレタイジングといった作業でも力を発揮し、作業者の負荷を大きく軽減できます。
12kg、16kg、20kgクラスのモデル
AUBOはさらに大きな可搬重量の機種も用意しており、12kg、16kg、20kgのモデルは、複数部品をまとめて扱う搬送、大型ワークの組立・加工前後のハンドリング、重い治具を装着した作業など重量負荷の高い工程に適しています。このクラスになると、パレタイジング・マテハン(材料搬送)・機械投入/取出しといった、より重作業寄りの用途を幅広くカバーし、搬送距離や動作半径のニーズにも応えられる設計になっています。
このようにAUBOのラインアップは、軽量(3kg) → 標準(5kg) → 中型(10kg) → 大型(12〜20kg)と段階的に用意されており、工程の規模や自動化ニーズに応じて最適な機種を選べます。必要に応じて上位機種へスケールアップしたり、複数台で工程ごとの役割を分担させたりすることで、柔軟な自動化設計が可能です。
