
「URH」ユニバーサルロボット用感触伝送遠隔操作ユニット
URHは、触れる距離を超えて感触と力加減がリアルに伝わる、最先端技術で実現したユニバーサルロボット用の感触伝送遠隔操作ユニットです。 ロボットが接触した時に感触が手元に伝わるため、安全かつ簡単にロボットの遠隔操作を実現できます。
パッケージ構成要素
・AbcCore内蔵コントローラボックス 2台
・PC
・Ethernetスイッチングハブ
※ユニバーサルロボットは、別途必要です。
特徴

リーダー/フォロワー式遠隔操作
リーダーのロボットを直接手で動かすと、遠隔地にあるもう片方のフォロワーのロボットが同じ動きをします。

遠隔地の感触がリアルに実感
遠隔地にあるフォロワーのロボットが接触した物の感触、力加減が、リーダーのロボットを操作する手にリアルに伝わります。

特許技術「リアルハプティクス®」
慶応義塾大学で発明された最先端の力触覚技術「リアルハプティクス®」を使用しています。
リアルハプティクスとは、特許を取得したロボットの力加減をリアルタイムに制御する技術です。
3つの機能
- 「感触」「力加減」をリアル伝送
- 2台のURをURHで接続し、互いの運動を瞬時に同期
- 離れた場所の力触覚(感触・力加減)を伝え合う - 動き・力加減の拡大・縮小
- 動きの拡大により机上の操作でより大きな作業を実現
- 力加減の縮小により本来より小さな力で作業が可能 - 動作データの抽出・再現自動化
- 遠隔操作時の動作データ(位置・力・速度)を記録
- 熟練作業動作の解析や、ロボット自動化に活用

紹介動画
主な適用分野

組み立て

接着、分注および
溶接作業

ピック・アンド・ プレイス

研磨
事例動画
加工、清掃、ピッキングといった作業を簡単に遠隔操作が可能です。危険作業の遠隔化や多拠点作業の移動コスト削減などにもご活用いただけます。
グラインダ研磨加工
埃除去などの清掃
双腕でのコネクタの嵌合
食品の盛り付け
システム構成イメージ
